長男が病む社会

自分は3人兄弟の長男なんですが
どうも長男が生きづらい社会だと思います

今から振りかえって思うと、いつも親の顔色をうかがい自分の本当にやりたいことを
やれなかったからです 行動を制限する縛りがあったのです
そして病みました

これを最近では本人の性格はもちろん、機能不全家族とか毒親、毒家族に原因があると
する分析が主流になっていますが
どうも自分は戦後の社会システムそのものが機能不全だったのではないか?と思います

戦後という空間は1945年に日本が外国軍に負けた社会から端を発していますから、
それまで良しとされきた価値観は封建主義や軍国主義につながると否定されました

そしてやたら権利意識だけが肥大した一部の人たちが権利を主張しわがまま
な人たちの横暴な国になりました

そもそも長男は自分の権利を抑制し家の調和をはかる傾向にあります
自分の義務を果たしながらも権利に主張をしない
もともと権利意識などあまりありません

それでも日本の中には自動的に調和する力が作用しました

しかし平成頃からだんだんそうした力が弱まり家庭や社会で混乱が多くなってきたように思います

自由と放縦をはき違えた弟たちの権利意識の拡大の中で長男は自分の義務だけ果たし
果たすことを期待されました

義務だけ果たして権利はない状態・・それまであった調和する力が働かない

長男は当然ストレス過多になります

ちょうど父権が崩壊した言われ、学級崩壊、学校崩壊が増えてきたことでも機能不全が
社会的に広がっていたことがわかります

結果、自由と人権を声高に叫んだ人たちばかりがのさばり反抗の対象にされた
父兄や教師は萎縮し病む人が多くなって力を失いました

反抗し、革命を起こしてきた人たちは今度は移民たちに同じことをやられるでしょう

その時になってはじめて日本人の保守思想が必要だと気づくはずですが何を保守していいかわからないか
わかっていても自分たちが壊してきたものだから認めたくないという矛盾に悩むでしょう

左翼の尻馬にのってきたツケは大きいのです



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性 私大経済学部卒業  若いころから病気がち アルバイトや自営の仕事を転々とする 現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度利用者 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と 過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 一人暮らしなので自炊。食事の改善をはかる 現在はご飯とお味噌汁の一汁一菜の一日に食生活 障害年金と家族の支援を受けて生活しています。 先の不安を感じながらも 節約と療養に明け暮れる生活を送っています 薬害を受けてもないことにされるという資本主義社会の 矛盾に気づき社会福祉を受けることでマルクスの資本主義分析に共鳴