食品の化学調味料や保存料を避けていても気になっていたのが電子レンジでの加熱調理。
なるべく電子レンジは使わないようにしていますが、冷凍ご飯を解凍するときだけは使っていました。しかし電子レンジで加熱するのは思ったより良くないことだそうです。
電子レンジは英語でマイクロウェーブ=「電磁波」の意味があります。この電磁波は食品に照射することで食品の栄養素をほとんど破壊してしまい栄養の無い食品になってしまうとのこと。
また野菜の持つフィトケミカルという成分も破壊し、免疫や解毒、抗酸化に役立つ野菜が持つ化学物質も電子レンジでは90%以上破壊してしまうそうです。
野菜を蒸したり茹でたりの調理法ではこのフィトケミカルの破壊率は半分近くなので電子レンジ加熱は思ったより食材の持つ栄養素や化学物質を破壊消滅させるのです。何も残らないのです。
生の肉や魚、野菜を電子レンジ加熱すると味気が無くなるのはこのためなのです。自分は冷凍の肉や魚を解凍するのに味覚の面からぜったいに電子レンジを使って解凍しませんが、電子レンジ加熱により食材の栄養素までなくなっているとは思いもよりませんでした。
冷凍の白米の解凍には手間を考え妥協して電子レンジを使っていました。白米はもともと無味ですから味覚では感知できませんでした。ただ炊きたて白米とは「少し味が違うな」という程度でした。
白米はもともと栄養も味も無いと言われますがそれでもお茶碗1杯分の栄養成分には、炭水化物48.2g(糖質47.8g、食物繊維0.4g)たんぱく質3.3g脂質0.4gとかなりの栄養分が詰まっています。このお米の栄養素を電子レンジ加熱で破壊していたなんて想定外。
お米は大好きなのでなるべく美味しく食べたいもの。
毎回炊きたてなら問題無いのですが、それにはやはり手間がかかります。冷凍ご飯を蒸すにしてもまともな「蒸し器」がありません。冷凍ご飯を土鍋に入れたお粥や雑炊もたまに作りますが、汁物なので味噌汁とはあまり相性良くないので個人的には避けがち。しかし電子レンジの破壊力を知ったからには電子レンジ以外の解凍法が必要。やはり蒸すしかないようです。
少し手間がかかりますが電子レンジを使わない生活を実現したいです。
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