こんばんは。今日は、久しぶりに魚をさばいた話と、その結果味わった食卓の喜びについてお話ししたいと思います。
今日の午後、スーパーで新鮮な丸アジが特売されていました。3尾入りで「刺身OK」の表示。丸アジは、マアジに比べて「味が劣る」などと言われることもあるようですが、ふっくらとした姿に惹かれ、「これは美味しいはず!」と期待を込めて購入しました。
久しぶりの三枚おろしに挑戦する機会ができて、ちょっとワクワクしながら台所へ。以前は魚をよくさばいていたのですが、最近は節約もあって切り身ばかり買っていたので、すっかり手が遠のいていました。
ところが、いざ包丁を握ると、「あれ?どうやるんだっけ?」と、頭が真っ白に。最初にどこを切ればいいかも曖昧で、少し焦りました。記憶をたどりながら、何とか頭を落として内臓を取るところまでは進めましたが、そこから先がうまくいきません。特に、中骨を外す工程や皮の引き方を完全に忘れてしまっていました。
それでもなお記憶をたどりながら包丁を入れなんとか無事に刺身に仕上げることができました。仕上がりは少し身が薄くなってしまった部分もありましたが、それでも十分に食べられる状態です。これだけでも一安心でした。
さらに、今回はアラを活用して味噌汁を作りました!アラから出る旨味を活かし、野菜にはカブとニンジンを加えて彩りと栄養をプラスしました。仕上がった味噌汁は、ほっとする雰囲気で食卓にぴったりの一品になりました。
そしていよいよ実食の時間。食卓に並べた丸アジの刺身を一口食べて、思わず「美味しい!」とうなりました。丸アジはマアジに比べて脂が少ないとされていますが、今回のものはしっとりと脂がのっていて、食感も抜群でした。まろやかで上品な旨味が口の中に広がり、想像以上の美味しさに驚きました。
こちらが、今回の食卓の全体です!
刺身だけでなく、味噌汁もアラの旨味がしっかり染み出ていて絶品でした。思ったより臭みが無く、しっとり脂の乗った食感でポタージュのよう。根菜も入っているので豚汁のような食感。副菜に添えた大根の昆布漬けも良いバランスを加えてくれ、シンプルながらも充実した献立になりました。さらに今日はちょっと特別にお酒もいただき、刺身と一緒に楽しむという贅沢なひとときを過ごしました。
今回の経験を通じて、「丸アジだからといって侮るなかれ」ということを実感しました。どんな食材でも、新鮮な状態で正しく調理すれば美味しさを発揮するものですね。そして、久しぶりに三枚おろしに挑戦したことで、魚をさばく楽しさや達成感を改めて感じました。
ただ、久しぶりだった分、スムーズに進められなかった部分もあったので、これからは予算の許す限り、定期的に魚をさばいて練習していこうと思います。料理は少しの工夫と継続でスキルが向上し、楽しみも増えるものだと感じました。
もしみなさんもスーパーで新鮮な丸アジを見つけたら、ぜひ試してみてください。自分でさばいて刺身にすると、その美味しさがさらに特別なものになります。そして、丸アジをおつまみに日本酒を楽しむという贅沢なひとときも、ぜひ体験してみてくださいね!
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