「カフェイン離脱で食欲不振と闘った一週間──やっと自分の体質に気づいた

 




カフェイン離脱による食欲不振と向き合った一週間

目次


1. はじめに

今週は、本当に苦しい一週間でした。風邪でもなく、暴飲暴食をしたわけでもないのに、食欲がほぼ皆無。毎日、体も心も重たく、ただ耐える日々でした。


2. 一週間続いた謎の食欲不振

最初は「季節の変わり目だからかな」と思いました。
でも、あまりにも長引く。
普通なら数日で回復するはずの食欲不振が、まったく改善しない。
この違和感を無視できず、原因を深く考えました。


3. カフェイン離脱の可能性に気づく

思い当たったのは、コーヒーを断ったことでした。
それまで習慣のようにがぶ飲みしていたコーヒーを風邪をひいたためその治療のため急にやめました。
最初の一週間はひどい頭痛に襲われました。
その後に訪れたのが、今回の「自律神経の不調」と「食欲不振」。

風邪で体調崩したままにしては長すぎます。

今思えば、カフェイン離脱による症状だと確信するようになりました
神経が一本抜け落ちたような、奇妙な感覚。カフェインの怖さを身をもって痛感しました。


4. 自分の体質と向き合う

自分はアルコールには比較的強い体質です。少し飲みすぎても、問題を起こしたことはほとんどない。
だからこそ、「カフェインにも強いはずだ」と思い込みがあったようです。

でも、今回ようやく認めざるを得ませんでした。自分はカフェインにとても弱い体質なのだと。


5. 繰り返してきた過ちと今回の決意

この5年間、何度も同じことを繰り返してきました。
カフェイン断ち → 体調回復 → 気が緩んで再びコーヒーをがぶ飲み → 再び体調悪化。

症状が和らぐと、「もう大丈夫」と錯覚し、
また同じ苦しみを味わう。そんなサイクルを、3回は繰り返しました。今回、やっと強く思いました。

「自分はカフェインを一生やめるべきだ」と。


6. これからの生活について

今は柿茶やあずき茶を常飲しています。ノンカフェインのお茶は、体に負担が少なく、
飲むたびに安心感があります。

食欲不振がいつ完全に回復するかはわかりません。
でも、今はただ耐え、体が本来のリズムを取り戻すのを信じて待とうと思います。


7. おわりに

カフェインは、合法的な「隠れた覚醒剤」でした。少しずつ、自分の体を蝕んでいたことに気づくまで、長い時間がかかりました。

もう二度と、無理に元気を絞り出すような生き方はしたくない。
これからは、自分の体の声を静かに聞きながら、
自然な力で日々を生きていきたいと思います。

 

 



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。