コーヒー断ちを決意した理由:カフェイン離脱と体調不良からの気づき

コーヒー断ちを決意した理由:カフェイン離脱と体調不良からの気づき

目次



1. コーヒーは「百害あって一利なし」だった?

毎日当たり前のように飲んでいた午後のコーヒー。
「一息つきたい」「リフレッシュしたい」と思って飲んでいたその習慣が、思いがけず体調を大きく崩す原因になっていたと気づいたのは、約10日前のことでした。

気づけば夕方以降の不眠・胃もたれ・頭のだるさに悩まされる日が続き、風邪とのダブルパンチで体調が一気に悪化。
さらに追い打ちをかけるように、カフェイン離脱による激しい頭痛が1週間ほど続きました。

2. カフェイン離脱の頭痛が教えてくれたこと

風邪の症状(発熱、怠感など)と重なっていたこともあり、最初は「単なる体調不良かな」と思っていましたが、カフェインを抜いてから日が経つにつれ、明らかに頭痛がカフェインによるものだったと感じるようになりました。

コーヒーをやめたことで睡眠の質も少しずつ改善し、体全体が軽くなっていく感覚を取り戻しています。
疲れもコーヒーをがぶ飲みしていた頃より、たまらなくなりました。

3. 習慣の見直しへ

コーヒーが悪い飲み物だとは一概には言いません。
だけど、体質や摂る時間帯によっては確実に害になることもあるのだということを今回の頭痛で実感。

私の場合、昼食後のコーヒーが胃腸を刺激し、発汗や利尿作用でミネラルやビタミンの排出を招いていたようです。
その結果、免疫も落ち、風邪にかかりやすくなるという悪循環におちいったのです。

「午後だから大丈夫」「1杯だけなら」という小手先の調整ではもうごまかしきれないと気づき、コーヒーを断つことを決意しました。

4. これからの飲み物習慣

今は、柿茶・麦茶・黒豆茶・そば茶など、ノンカフェインのお茶を常備。
体調を見ながらゆっくりと回復を目指し、食事は化学調味料をなるべく避けて、少量をよく噛んで食べるという、当たり前だけど忘れがちだった「基本」を大切にしています。

おわりに

今回の体調不良は、カフェインに対する依存と油断への警鐘でした。
コーヒーだけでなく、ベンゾジアゼピン系の薬など、身近な依存性物質は慎重に向き合っていく必要があります。
「ベンゾやめればなんでもOK」ではないのです。準ベンゾといった心身を蝕む依存、麻薬物質は身近に転がっているのです。断薬者の油断でした。

もし、なんとなく不調が続いている方がいれば、コーヒーを少しの間やめてみるだけで、思いがけない回復があるかもしれません。



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。