新聞を読んで気づいた、断薬と回復の実感

新聞を読んで気づいた、断薬と回復の実感

目次

  1. 久しぶりに新聞を手に取る
  2. かつての自分と今の違い
  3. 新聞が読めることの意味
  4. 断薬と英語学習がもたらした回復
  5. これからの展望

1. 久しぶりに新聞を手に取る

最近、たまたま新聞を読む機会がありました。
手に取ったのは 「赤旗」(たまたま訪問された共産党の方から玄関先でもらったもの)と 「読売新聞」(親からの米支援のダンボールの中に下敷きとして入っていたもの)です。

この10年以上、節約のために新聞を取ることはやめていましたし、そもそもマスコミへの不信感から読む気も起きなかったのですが、今朝はなぜか 「読んでみようかな」 と思えました。



 


2. かつての自分と今の違い

驚いたのは、新聞を読むスピードが速くなっていたこと です。
以前は 活字を追っても頭に入らない、集中できない、内容が理解できない ことがしばしばありました。

特に 服薬中(ベンゾ系薬剤を飲んでいた頃)は、頭がぼんやりし、思考がまとまらない ことが多かったのです。

2015年に激ヤセと心窩部痛で倒れたときは、

  • 文字を読むことすら困難
  • 声を出すのもつらい
  • 家事はまったくできず、掃除しないまま倒れ込む毎日

という状態でした。特にひどい状態が2019年頃まで続きました かなり長期の地獄


3. 新聞が読めることの意味

2019年7月3日に断薬して 5年8か月
さらに、2021年に英語学習を始めて 4年

今になって気づいたのは、 「脳がしっかり働くようになった」 という実感です。
新聞を読めるというのは、単に情報収集のためだけでなく、 集中力・理解力・思考力が回復した証拠 なのかもしれません。


4. 断薬と英語学習がもたらした回復




新聞を読むことすらできなかったあの頃と比べると、
今は 「ここまで回復したんだ」 と感無量です。

英語学習を3年間続けてきたことも、回復の大きな要因かもしれません。
「脳を鍛える」というのは、本当に効果がある のだと実感しています。

断薬して、薬の影響で鈍っていた思考がクリアになり、
さらに英語学習で脳を刺激し続けたことで、以前より 頭の回転が速くなってきた ように思います。


5. これからの展望

新聞が以前よりスラスラ読めるようになったことで、自分の回復を 改めて実感 しました。
これからも無理せず、でも着実に前進していこうと思います。

また、新しいことにも挑戦しながら、回復の過程をしっかり記録していきたいです。

「あの頃はできなかったけど、今はできるようになった」
この積み重ねが、自分を少しずつ前へと進ませてくれるのだと思います

決して焦らずわずかな前進を喜びつつ自分を認めましょう


 



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。