レキソタンにかけてみます

レキソタン増量しています

今回はコンスタントに増薬をして安定をはかっています。

毒だのなんだの言われるベンゾジゼピン系抗不安薬。年単位で減薬してきた苦労も水の泡。
胃の違和感、痛みに耐えかねレキソタンを朝昼晩の3回最大量にゆっくり増量しています。

慢性胃炎、機能性ディスペプシア(FD)。慢性ストレスによるものでこれに精神安定剤を用いることにしたのです。

マムシ粉末、焼酎漬けを試してもあまり意味はありません。

マムシ酒に関してはアルコールですので中毒になる危険もあります。
いくら滋養強壮のためとはいえ、ベンゾジゼピンより依存性のあるアルコールは避けたいものです。

それにマムシ酒はそれほど効果がありません。
ゆっくり長期間にかけて体力を増強させる目的に使います。

精神安定剤を完全否定して民間療法のマムシ療法にコミットするのは偏りすぎです。

機能性ディスペプシア(FD)にいくらマムシ酒をのんでも楽にはなりません。

やはりこういう時は精神安定剤をのむむとスーッと楽になります。

朝昼晩と服用して睡眠リズムが早寝早起きになれば自然治癒力が増し胃の動きも活発になるのでは?という期待を持っています。

筋線維疼痛のような症状も緩和するでしょう(治りはしせんが)

精神薬では治らない、「偽りの楽」であることはわかっています。

しかしこれ以上慢性の胃の不調、睡眠リズムの乱れに耐えるのはかえって良くありません。
ストレスになります。

「ストレス」実はこれがもっとも破壊的な作用を及ぼしているのでは?と気づきました。

ベンゾジアゼピンが安全で問題ないとは思いません。
むしろ思考力を低下させ、依存を高め脱抑制状態になる。

また筋弛緩の反跳作用から筋肉の硬直にもつながることはわかっています。

なにより対症療法ですからのみ続けなければ効果は続きませせん。
こうした諸々のの問題点がわかっていてもレキソタンに頼らざるを得ない状況なのです。

「多剤ではない単剤である。」「メジャーではないマイナーである」こうした側面からもレキソタンの増量を肯定しています。

なにより楽になればいいのです。

毎日胃を抑えて苦しみ続けるのはストレスを長引かせるだけの
ナンセンスだとようやく気付いたのです。

耐性がついて効かないリスクも承知です。しかし少しでも効く限り希望がるのは確かで、レキソタンで胃の不調を鎮め
一日を安楽に過ごすことがQOLの改善につながり自然に断薬できるほど回復するのでは?という希望的観測
もあります。

薬を必要以上に恐れず、罪悪感を持たず服用することが今の自分にベターな選択だと気付かされたのです。

これまでの減薬、断薬の努力。決して無駄ではない。学ぶところが多かったです。

そもそも胃の不調や筋肉減少はベンゾジアゼピンの副作用だけが原因とは言えません。

「ストレス、過労、環境、加齢、栄養不足」さまざまな要因が複雑かつ重層的に絡み合っているのです。

こうした別の要因を忘れて諸悪の根源をベンゾジアゼピンだけに原因を特定するのは、
これこそ強迫観念的
で神経症です。胃の調子もどんどん悪くなる一方です。

なのでレキソタンを戻しQOLを立て直すことこそ長期的視野に立てば自分の利益になると判断したのです。
最近の反精神医療、反精神薬。基礎理論において正しいのですが、

症状は人それぞれ。ストレス心身医学もまだ発展途上の学問で完全否定するのは、
不利益になると気付いたのです。

結局薬に頼らざるを得なくなりました。

断薬減薬されている読者の方には申し訳ありませんが、ストエス症状を長期に渡って我慢するのは悪化する一方です。

多少の副作用はあろうとも慢性的な苦しみには向精神薬の選択肢を視野に入れた方が、今の時代賢明だと思われます。

心身相関のストレス症状は内科的な医学では解明できません。

あまりにも長く続く慢性ストレス疾患には、クスリのリスクを認識しながらのみ続けた方が無難です。

一時的でも体調は改善します。
反精神医療の内海聡医師やCCHR、サイエントロジーの方達からすればジャンキーの領域が抜けきれていません。
彼らの主張はもっともで非の打ちどころがほとんどありません。

しかしもうどうしようもないストレス症状、心身症に陥ってしまった者もいるのです。
これを「精神薬害」と言われればそれまでですが、減断薬してもあまり良くならない固定化した症状は、
明らかにストレス心身症なのです。

これに耐えて無為な日々を過ごすよりレキソタンなり何なり薬をのんだ方が有意義です。

ただしセルシンは危険だと思います。百歩譲ってセルシン単剤にすればまだ害はすくないです。
メジャーではSSRIのパキシルやSNRIのサインバルタは飲んだことがないのでわかりませんが、
ハイリスクな薬でこれも避けたいです。

私の場合レキソタンとセルシンの混在カクテル処方でしたから、思考力も判断力も相当低下していました。
そこに「環境ストレス」と「老化」が加わったのが体調不良の原因でしょう。

今はレキソタンをのめばいいんです。依存することはわかっています。
でもいいんです。楽になれば。アルコールよりはマシです。

それこそ内海聡医師の著書には「ベンゾジアゼピンよりアルコールの方が肉体的、
精神的依存が高い」とする雑誌ランセットの
データが掲載されています。

アルコール、お酒はアセドアルデヒドという猛毒を出します。依存中毒性もすさまじいものがあります。

生命力の強いマムシでも生きたまま焼酎漬けにすると死ぬくらいですかね。(これは毒が相殺されて有益な成分かもしれませんが)

アルコールに比べればベンゾジアゼピンなどかわいいものです。

ストレス疾患に比較的安全に作用するでしょう。

注意すべきは、1)多剤にしないこと。単剤に徹する。

2)「思考法」「生活環境」「人間関係」を
見つめなおすことです。
また3)脱抑制に注意することなどです。お酒をのまないことも大切です。

今回はベンゾジアゼピンの功の側面を強調しました。
レキソタンを再服用しストレスを緩和。
よくなれば少しずつ減らせばいいのです。

レキソタンの増量継続服用にかけてみることにします。

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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性現在、自立支援医療、障害基礎年金2級 手帳2級の社会福祉制度を利用し自宅療養中 2000年ベンゾジアゼピン服用(レキソタン、ロヒプノールなど) 2015年(40代の前半)にベンゾ常用量依存と過労で倒れ自宅療養 当時服用していたベンゾジアゼピン系薬物の害毒を知り 2019年7月3日レキソタン断薬 現在断薬5年経過  筋肉もほぼ回復