ベンゾ減薬2015年からの経緯を簡単に

 

「2015年ベンゾ減薬時の状況」
2018年現在、処方薬ベンゾジアゼピン減断薬でGABA受容体が減少し脳はかなりダメージを受けているのがわかります。
私が減薬を医師の主導で本格的に始めたのが2015年4月でした(減薬自体2014
年だったと思います)。最大服用は、レキソタン、セルシンそれぞれ1日最高量15mg×2=30mgで
ここから一回分を減薬した20ミリグラム時点からの減薬スタートでした(記憶曖昧です)。
まず、睡眠リズムが改善されました。これはこれで良かったのですが、
直後に胃や食道粘膜、免疫系統に乱れが出て、慢性胃炎、食道カンジダと診断。
抗真菌剤で治療したのを覚えています。体はげっそり痩せ体格も一回り小さくなり、
まるで小中学生の子供ようになりました。医師からエンシュアリキッドまで処方され飲んだの
を覚えています。それ以前の2013年から2014年にかけて、食事制限していたこともあって、
異常な痩せ方をし、顔つきがゲッソリと変わりました。(過去ログ参照)すぐさま食事を大量に取
ることにしました。それでも、この時はまだ外出も外食も楽しめました。当時の服用量はレキソタン、
セルシンそれぞれ一日最大量の15mg×2=30mgです。そこからセルシンを漸減、時折レキソタン5mg昼
一回分を抜くなど、大雑把なやり方であったことは否めません。減薬直後に酷い汗をかき、昔聴いた音楽が延々と聞こえることがありました。グルグル思考もすごかったです。これはセルシンに抗てんかん作用があるのでその反跳作用ではなかったか?と思っています。
2015年に医師のセルシン大幅減薬5mg玉⇒2mg玉からセルシン断薬に成功(翌2016年10月に元の

最高量15mgに戻しました。耐え切れなかったと思います。それでもすべて飲むわけではなく、

レキソタン5ミリ玉を1日一回・ストックがなくなれば、代替にセルシン5mg一日1回でで

2017年3月ごろ耐えていました。戻した時の処方にドグマチールも入っていましたが手をつけず、

この後、抗不安薬はレキソタン単剤で対処しています。)

「2016年」

2016年、1月胃の調子が悪いので3回目の胃カメラを大学病院で実施。こと時はまだ自転車にものれ、

筋肉も保てていましたが、あまりに胃が辛くて1月下旬、生まれて初めて救急車を呼びました。筋肉減少

の症状を自覚し、下山日記にコメント投稿。同年2月~7月まで腹部エコー、レントゲン、大腸カメラ

あらゆる消化器検査を実施。機能性ディスペプシアと診断。同年8月ごろ「汗」をあまりかかなくなり、

胃の調子も悪化。通院できない様態になりました。この年の心療内科への通院は10月が最後。

完全に機能低下 7月ごろがターニングポイントです。医師の指導でセルシンを大幅減薬(5mg玉⇒2mg玉)、

セルシン減薬の感想は、「現実感」が甦り、太陽の光や、山の緑が鮮やかに見えたことです。

薬剤性フラッシュバックによる過去の記憶が止まらない体験もしました。(これは今でも残っています)

7月半ばまで発汗が正常でした。8月に発汗機能がおかしくなり、これも今でも続いています。

「2017年」

完全にダウン。ネットで窮状を訴えていました。レキソタンのストックがないので年始に強制断薬。

セルシンのあまりを服用して代替。4月に救急車を呼び自ら内科入院。強度の便秘が続きました。

5月ごろ耐えきれずレキソタン再服用。ノドの違和感など全身の倦怠感があり、内分泌科で血液検査。

甲状腺を調べてもらうも異常なし。この時に役所で福祉手続き。6月契約、準備期間を経て6月下旬

にヘルパー派遣を受けました。8月強制断薬。9月再服用。サイレースまで追加。12月にレキソタン単剤

で過ごしています。福祉業者の攻防が若干あり現在に至ります。

筋肉減少と胃の不調は継続しています。今は胃痛は引いたものの酷い筋肉減少 萎縮で不安と絶望がありま

す。大まかな経緯でした。

ヘルパーさん達のお蔭で日常を何とか過ごしています。
昨年の今頃よりましとはいえ、辛い日々です。

「減薬失敗 」などウェブ検索ばかりかけていいます。完全断薬か再服用するかというところです。
ベンゾ服用は頭がぼけたような感覚になるので正直やめたいです。
クスリのストックはまだ必要なので通院・自立支援の更新が必要です。

記録開始は某ブログサービスで2013年ですが、実質運営は2015年。本格減薬と同時期です。
服用量、症状に今と矛盾があるかもしれませんが、大容量からの減薬で混乱していたこ

ともありご了承いただきたい。もともと大雑把な性格です。漸減していればよかったと後悔。

私を反面教師にしてください。また精神症状、肉体症状の耐え方、

緩和法など私の経験と知識が読者の方のお役に立てば幸いです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。