軽くストレッチをやって体を伸ばしています

「通常の委縮をストレッチで伸ばす」

全身の筋萎縮、体内部のチクチク感、違和感で終日うずくまっていることが多い日です。
知らない間に体の筋やアキレス腱が凝り固まり、萎縮しているのがわかりました。
筋萎縮とはいえ放置しておくと、通常の筋肉硬化、萎縮につながります。

全身の衰弱と萎縮で長い間、安静にしていたので、ある種の死後硬直のような不自然な状態になっていることに
気づいたのです。

そこでまずアキレス腱をゆっくり伸ばしました。次に太ももや股関節のストレッチ=開脚をゆるやかに実践。

2015年以前はヨガをやっていたくらいですから、この程度の柔軟体操やストレッチは軽くできていました。

ところが、倒れてから病床に伏せり、ひたすら食べて体を丸めて眠る生活・・・まるで老人。

筋肉も廃用性萎縮に近い症状だったと思っています。

ベンゾの薬害により破壊作用にばかり注目していましたが、案外こうしたストレッチ不足も筋萎縮の大きな原因の
一つであるとわかってきました。

現在レキソタンを5mg増量し、朝夕2回それぞれ5mg錠を服用しています。

これで心身を安定させつつストレッチを実践し始めました。

本当はこうした薬物を使用せずヨガやストレッチで呼吸法とともに体の各部位を延ばすことが健全ですが、
今の自分はベンゾ無しでは安定を保てず、仕方なしに服用し、ストレッチやヨガを導入することにしたのです。

訪問の鍼灸マッサージ施術でアキレス腱を延ばす整体をやってもらいアキレス腱の萎縮を緩和してもらっています。

同時に体の硬さを測定してもらい、伸ばしてもらうこともしてもらっています。

こすいたプロの施術師による体の硬さ筋肉の萎縮のチェックも今回の自主的なストレッチ、ヨガの実践に結びついています。

自主的、他力的に体の委縮とコワバリを伸ばす。薬害や運動不足、不自然な姿勢でコワバリ、歪んだ体がどこまで自由に伸びるか分かりません。

またレキソタンを服用しながらなので、本来の意味でのストレッチ効果は薄いものだと認識しています。

しかし今は完璧を求めず、自ら気付いたことを淡々となすべき。すなわちストレッチやヨガ、呼吸法を比較的気分の良い時間帯に意識的に実践する。

この継続こそゆるやかな減薬と断薬に自然に誘う全体的な方法ではないか?と着想したのです。

0.01mg単位の減薬より、思い切ってクスリをのんで安定させ、その他の療法=ストレッチ、ヨガを軽めに実践する。

当たり前と言えば当たり前ですが、メンタルが極端にダウンしているときは着想不可能、実行不可能な運動療法でした。

こうした運動療法を少し取り入れることが出来たのは、少しばかりの進歩です。

既に萎縮した筋肉を伸ばすので違和感がありますが、しかしだからこそストレッチやヨガで体を伸ばし、リンパ液や体液の流れを良くして
当廃物を流す。そして筋肉の柔軟性を取り戻す。生きるということは体の柔軟性に直結しているので、
たとえ薄くなった筋肉であってもそれを継続することで、神経、ホルモン、免疫系統が強化され自然治癒力が総合的に発動すると
考えています。

もしかすると筋肉増加にも効果があるかもしれません。

ゆっくりと息を吐きながら体を伸ばす。こうした小さな積み重ねが萎縮し強張った体の本来の機能と柔軟性を呼び戻すと期待しています。

まずアキレス腱、そして大腿部、開脚をして股関節をのばす。脇腹を伸ばす。それも簡単な体操ですが、これまで抵抗があった動作。

少しずつ人よりできなくても体を伸ばすという動作を積み重ね、全身の活力を取り戻していきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点