お盆の不殺生戒律を実践して食の問題を考えさせられました

今日でお盆終わり
来年はお盆の戒律やめようかと思いました

肉魚卵その他魚の出汁など動物性の食品を一切やめるという
お盆の戒律  仏教からきているのですが
正直きつかったです
この3年くらい亡き祖父母への罪の意識から始めましたが

祖父母が存命の頃はお盆でも肉魚卵は食べていたと思います

なので今年でこの戒律は最後にしようかと思いました

とにかくメニューに困ります
冷蔵庫に肉魚卵がたくさんあるのに使えない

なんだかもったいないことをしている感じでした

一度決めたこと(とはいえほんの数日ですが)
は頑固にやり抜く意固地な性格

裏目に出ているようです

もっと柔軟な頭で対応しなければと思いました

ヴィーガン、菜食主義者、ヨーガの達人、昔のお坊さんが信じられません

というか肉卵魚を食べたくても食べられない時代もあったのですから
「そうした時代の人たちはいったいどうやって過ごしたのだろうか?」
少し興味を持ちました

そもそも人類は古来より飢餓との闘いの歴史 
動物性たんぱく質は贅沢品という時代がつい100年くらい前まで
続いたので今の動物性たんぱく質をたくさん使った
食文化が実は異常なのかもしれませんが

不殺生戒はとても厳しいです

お盆は明日で明けるのでようやくいつもの食事に戻れます

というかなんで自分がこんなことにこだわらなければならないのか
しばし自問自答・・・

食の安全がさけばれ畜産業や養鶏業、魚の養殖業に厳しい目が向けられますが
食の安定供給という観点からある程度は大量生産を効率化することは
大切なことだと思いました

一部のお金持ちだけが肉卵魚を食べるような世の中になってほしくないですからね

多少品質が悪くとも安価な肉卵魚の安定供給は世の中の安定のためには
必須です

食の安全の観点からなるべく自然に近い肉魚卵が理想なのはわかります
また動物がかわいそうだから肉魚卵を一切食べない人たちの
気持ちもわかります

しかししょせん人間食べなければ生存できないわけですから
理想論だけで物事を推し進めるのは浅はかに思えました

お盆の不殺生戒律を実践して
食料問題に思いをはせました



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ABOUTこの記事をかいた人

50代男性。現在、自立支援医療や障害基礎年金2級、手帳2級の社会福祉制度を活用しながら自宅療養中。 2000年よりベンゾジアゼピン系薬(レキソタン、ロヒプノールなど)を服用。 2015年、40代前半に常用量依存と過労の影響で倒れたことを機に、自宅での療養生活を開始。当時服用していたベンゾジアゼピン系薬の有害性に気づき、断薬を決意。 2019年7月3日にレキソタンを断薬。現在、断薬から5年が経過し、筋肉の回復をはじめ身体全体の健康を取り戻しつつあります。 療養生活を送りながら、社会復帰を目指して日々前向きに過ごしています。