自由を制限する筋萎縮

「悲運」

筋肉が萎縮するという病気は、行動の自由が制限されます。
外出が不自由になります。
なんとか肉体的に動けても精神的な落ち込みがありその意味でも自由がありません。
当たり前のように出歩くことができていたのも阻まれています。

これを精神疾患、障害として申告し福祉を受けなければならない。

本当は身体障害=神経障害なのですが、これは認められず精神障害とし
なければなりません。

本当に屈辱です。

最近は痩せが進行し胃袋が小さくなりました。食欲が途絶えたのです。
あらゆる欲がなくなりました。
物理的に食べるということも違和感を覚えるようになりました。

食事の自由まで制限され、生きる喜びがありません。

生ける屍のような体と日常。

この世に生を受けてきて発揮できない。
ベンゾジアゼピンという向精神薬の後遺症が長引いています。

断薬して正比例して肉体症状と精神症状は治りません。
むしろ上述した筋萎縮、食欲皆無、自責に念といった症状に悩まされるのです。

レキソタンのストックは山のようにあります。
ふと手をつけて「ベンゾとともに生きる」と開き直ろうと思うこともあります。

しかし断薬して2か月。
もうしばらく耐え抜きたいのです。

すさまじいストレスがあります。肉体の不自由、萎縮、痛み、精神症状。

全身の衰弱そして寒さ。かろうじて家の中で生きているのが実情です。

早くこのような無限ループから解放されたいと願うのですが、自分の
体を手術するわけにもいきません。

またお金の心配もあります。
40代は本来は人生の一番良い時かもしれません。

それが肉体的にも社会的にも最低なのです。
どこでどう間違ったか?

自らの非運を嘆きます。

「ストレッチは厳禁」

こうした体の硬直、萎縮を緩和するためストレッチで体を伸ばした
ほうがいいのかもしれません。

しかしこれも下山日記に記述されていたように全身が硬直したままなのです。

私はこのような症状に陥る前、アキレス腱を延ばしたり、
屈伸をするなど柔軟体操、
ストレッチを日常的な習慣にしていました。

しかし今はそれができません。

ストレッチをやろうとすると、体が拒否反応を起こすのです。

これでますます硬直するのでしょう。胃腸の働きも悪くなります。
冬に風呂の回数が多くなるのは、自然の本能で
身体をお湯にあてることで血流の促進を促そうとしているからです。

1日に最低3回以上はシャワーや入浴をします。水道代もガス代もそれぞ
れ1万円前後になります。

2015年に倒れたから毎年冬はこのような感じで両親に負担を与え続けているのです。
経済的困窮がまた状況悪化に拍車をかけているのです。

筋萎縮、硬直を打開するのにストレッチは役に立ちません。
全身の老化です。

時間薬を信じ暖かくなるのを待つしかないようです。
ベンゾをのめば筋弛緩作用で柔らかくなるでしょう。
しかしそれは反動でさらなる筋硬直をもたらすのはこれま
で説明してきた通りです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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ABOUTこの記事をかいた人

近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点