向精神薬を用いてのQOL臨時改善計画

気圧の加減か頭が引っ張られるような感覚があります。

相変わらず食欲皆無。クッションもバネも無くした筋肉の弱さ
、足裏 爪回りの薄化。

そこに刺すような感覚が時折走ります。明らかにベンゾジアゼピンによる神経変性でしょう。
自嘲的に「残念ながら」という接頭語がよぎります。

苦しいだけなのでレキソタンを解禁するしかありません。

これは現時点の判断で後に変更するかもしれませんが
、夏が過ぎ去るまでレキソタンを適量のんで心身を立て直し
たほうがいいと自己判断。

今となってはもう、断薬と後遺症を延ばすのは「ストレス」に耐えるだけの辛い日々です。

ベンゾに恨みがあって無理に断薬して過去を悔いても仕方ありません。

体調不良はやはり薬の力を借りざるを得ません。

メジャーの薬や多剤よりレキソタンとサイレースくらいで
体を落ち着かせよく眠って食べた方が

巡り巡って体力がつきそうです。

ベンゾは確かに人間性と人生を破壊するものです。

が、ベンゾの中でも比較的価値があるのがレキソタンかもしれません。

もし2007年にセルシンを追加せずレキソタン単剤で通していたら、
まだましな状態だったかもしれません。

筋萎縮から来る身の置き所の無いほどの苦しさと体の違和感。
気圧の変化、暑さもろもろのストレスの数々・・・

やはり薬物しかありません。

依存問題、副作用、後遺症の問題がありますが、

今は大人しくレキソタンをのんでQOLを高めた方が
賢明かもしれないという確信が再び深まってきました。

なまじ反精神薬の知識と断薬による意識改善の経験があるので再服用に足踏みしますが、
今年3月の再服用によるQOLの改善に見られたように薬しかないようです。

「悪いのはセルシン(ジアゼパム)でレキソタンではない」
という理屈で再服用を正当化し始めています。

お叱りを受けるかもしれませんが、苦しいのです。

耐えても仕方ないほどの苦しさ。こういう時のための薬だと思います。

「怖がらずに再服用で心身を立て直す」これは長年苦しんだ知恵です。

さらに「レキソタンは容認」「レキソタンはまだ存在価値がある」
など薬物を肯定する文言ばかり浮かびます。

もうのんだ方がいいでしょう。
これまでの減断薬よく頑張った 自分をほめよう

ストレスの方が怖いのです。

現在のレキソタンは5mg玉一錠。これを1日2回にしようかと考えています。

朝夕2回。急に5mg増やすわけですが、ベンゾにあまり神経質にならなくていいでしょう。

今となっては、減薬も増薬も難しい。しかしことここにいたっては
心身の立て直しのために増量せざるを得ません。
注意すべきは「単剤」またはサイレース1mgがいいのかもしれません。

クスリをのみ
よく休み早寝早起きをする。

ストレスで悲鳴を上げている体を鎮静化させる。

今その時期かもしれません。

「ストレス」という観点からレキソタンが必要になってきました。

毒だのなんだの言われていますが、

これでQOLが上がれば万々歳なのです。

これこそクスリ本来の使い方なのかもしれません。

ただやはり涼しくなる時期を待てばよいのかもしれませんが、「今」が重要です。

レキソタンで少しでも改善するならこの薬にかけるしかないようです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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2 件のコメント

  • 久し振りにコメントします。

    今年の夏は猛暑のせいで離脱症状のある方にはつらい状況ですね。

    私もレキソタンの長期間・高用量の服用により薬剤耐性がついて多くの離脱症状と今まで全く出なかった副作用が強烈に出てしまい苦しんでいます。

    レキソタンの服用について個人的な考えですが、現状では不規則に減薬や断薬をするよりも自分にとって必要最低限の量を知り、規則的に服用した方が良いのではないかと思います。

    私も何度も減薬をしてきましたが、ある一定の量から少しでも減らすと寝たきりになってしまいます。

    しかも減薬して数日は体調がむしろ良くなったりするのです。

    但し1~2週間のタイムラグで調子が悪化するので苦渋の選択でまた元の量でステイしてしまうことの繰り返しになり困っています。

    私的にはレキソタン5mg錠は、かなり強いと思うので2mg錠を2錠服用したりして調整していました(現在は2mg錠をドライカットして1日3回に分けて合計3.9mgでステイしています)。

    又は5mg錠を二つに割錠して大体12時間間隔で1日2回(合計5mg)にしてみるとか色々な方法があると思いますので、試してみてはいかがでしょうか。

    少しでも服用量は少ないに越したことはありませんが、体調が悪化しては身も蓋もありませんので。

    • >swanlake2222さん

      お久しぶりです。前回は寒い時期でしたね。離脱には暖かい夏を期待していましたが、
      酷暑で見事に裏切られ、増量を考えています。

      真夏になると筋委縮が進行します。今年も胸回りの痩せが進み、訪問ヘルパーさんも
      認めるようになりました。

      それはさておき、クスリの飲み方に悩んでいたところ、的確なアドバイスありがとうございます。

      レキソタン5mgは仰る通りかなり強いクスリです。これをいきなり一日2回に戻すのは抵抗があったところです。

      5mgでステイするにしても今の夕方一回服用では耐性もつきやすく、日中のQOLが下がったままです。
      ご教示いただいたように半分に割って朝晩服用というのが薬理的にも心理的にも良い効果をもたらすかもしれませんね。

      服薬量を少し増量してステイするためには細心の注意が必要になるのを痛感しています。

      体調が悪いままなのは本末転倒ですので、飲み方を工夫したいです。

      いろいろ教えていただき感謝です。

      サイレースまで追加するのは飛躍でしょうか・・・

      とりあえずレキソタンですね。

  • swanlake2222 へ返信する コメントをキャンセル

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    ABOUTこの記事をかいた人

    近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点