ベンゾ後遺症 衰弱した体で

春めいてきましたが、体の衰弱は激しく、ブログの更新さえも今ではとても
厳しい状況になりました。
ほんの数日で体調が変化するので、希望を持つのが
困難で悲観することが多くなりました。

ベンゾの後遺症とはいえ、栄養失調状態なのは確かで「過労と不摂生が原因なのではないか?」
など別の原因を探ったりしています。

ただ、ベンゾジアゼピンが原因だと限定するのではなく、ベンゾの後遺症の一環として既往症の症状が出てきているという
見方もできます。
毎日毎日こんなことを考え、書いていると気が滅入り読者の方々も飽きると思いますが、
セルシン、レキソタンなどベンゾジアゼピンを長期大量服用したものの断薬後の記録として割り切っていただけたら
と感じています。

筋肉減少と筋肉の衰弱は一体化しており、胸回り、背中、ヒジヒザ回りなどの機能的な箇所が
ごっそり痩せ動きにくいです。
訪問ヘルパーさんも「痩せるとこまで痩せたら後は回復するのでは?」と励ましてくれます。

中枢神経の故障が原因だとして痩せ続けてもどこまで止まり回復する」という見方が支配的になってきました。
しかしどこからかを線引きすることはできず、そのような事例を見たこともないので、「痩せ止まる」
とはどのようなことかわかりません。

全く見取り図がありません。障害年金でひとまずの経済的指針を得たものの体に関してはやはり不可解なことが
多く煩悶とするのです。

栄養は摂っています。しかし食べても食べても身につかないのでかなりの量を食べていても栄養が行きわたらず
痩せた感覚しか残りません。

最初は少し残っていた満腹感ももうありません。

空腹感も完全に途切れました。

「おそらく農薬か何かで枯れてしまった体もこなるんだ」と推測できるのです。

春の生暖かさが今の衰亡をひときわ目立たせ、肉体的だけでなく心情的な衰亡の感覚を持たざるを得ないのです。

40代では早すぎるこの滅亡感覚は精神薬という「禁断の物質」をやってしまったものへの神からの罰ではないか?と
宗教的な意味合いを持たせてしまうのです。
科学的にはそうでないことくらいは分かります。

ただ」精神科医という悪魔に魂を売り渡し精神科という誘惑に身を任せてしまったことへの生命からの罰、
自然からの反逆というとらえ方もできるのです。

福祉は善の部分。しかし精神科医という悪魔の一筆がなければ福祉をとり入れることができず、
障害年金にしてもやはり精神科医の一筆=診断書がすべてを左右するわけで、
薬害の身に落ちると人間社会のあらゆる善の部分に金勘定と優生学の精神科医が入り込むのです。

人間社会の善と悪の両方を司る精神科医の権威をあらためて思い知らされるのです。

「利用してやる」つもりが利用されクスリをのまされ崩壊した。
今は「福祉と障害年金を利用してやる」つもりがそんなことは精神科医はお見通しでどかかで
強制入院につながっていくでしょう。
障害年金は、ありがたいですが、障害者認定をしやすく管理しやすい存在になることを意味します。

一か月6万6千円程度の経費で彼らは管理しているつもりでしょう。

ボロボロになった体からこのようなことがイメージできるのです。

今は本当に経済苦でもあるので、このような精神科医の前での衰亡はとても悔しく慙愧の念に耐えません。

おそらく筋肉は削げ落ち続けるでしょう。枯れ果てた体で少しずつ回復という形になると思います。
当然就労は不可ですが、障害年金2級はそうでなく簡単な作業を意味しています。

「ブログがお金につながれば・・・」という思いが枯れた体に耐えながら思う志です。

今は実質断薬とはいえ、家の中を足を引きずるように歩いています。

家事はヘルパーさんに任せるようになってきました。

自分の住み慣れた家で朽ち果てるのは情けなく悲しいです。

福祉という助けがあるだけマシですが、自分がこうなるとは、数年前の自分から想像もつきません。

回復というより忍耐の日々です。

2 件のコメント

  • こんにちは。
    ATさんの症状もかんばしくないようですね。
    私もそうです。
    向精神薬の後遺症で慢性疼痛、筋肉のこわばり、筋肉減少がひどいです。
    筋肉症状がひどいですから、整形外科に通っています。
    そこの医師には脳の異常と認識されています。
    (向精神薬の離脱については話していません。こじれますから。)
    医師には「気の持ちようだ。治ると思わなければ、何も変わらない。」
    と言われていますが、一向に変わらない症状、下手すれば増悪しているのではないかと
    思われる症状を前になかなか前向きになれません。
    「貴方は安静にしていないで、運動をしたほうがいい。」とも言われますが、
    それも難しいです。中枢の故障からか筋肉がすぐに悲鳴を上げてしまいます。

  • 愛読者様。
    こんにちは。コメント、17日夕方の最新投稿の後に気づきました。
    いつもメール転送で拝読しているのですが、メールの不具合で
    不慣れな環境です。

    筋肉症状は、最近進行が早いです。外見まで変わってきました。
    「子ども」です。

    筋肉減少で動きにくいのですが、それこそ気持ちで動いています。

    シャワー入浴の回数が多いので、やはり内側から肉を失くした感覚です。
    疲れを感じないという奇妙な神経状態で、うまく説明できません。

    「脳」答えはこれしかありません。脳神経、中枢神経の神経伝達物質(ニューロン)の異常では
    ないでしょうか?

    この答えに結論づけたくないのですが、仮にそうであっても自然治癒がなされるものと信じたいです。

    愛読者様も筋肉と神経の慢性症状に陥ってしまったように思えます。
    向精神薬の怖さですね。
    お互いとはいえ、言葉が見つからずにいます。
    またお気軽にどうぞ。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    近畿在住。50代男性。 ベンゾゾジアゼピン系薬剤で薬害を被りました。 2019年7月3から断薬開始 断薬に関する書籍、ネット上の知識、激励そして鍼灸治療(訪問)のお陰で断薬に成功。 現在薬はまったくのんでいません。 断薬生活を機に食生活を見直しました。 日々の料理記録から断薬成功に必要な「思想」を読み取って ください 断薬に必要なのは小手先のテクニックではなく 生命や社会に対する思想が重要になるからです。 思想は料理に反映されます 「医食同源」の立場から砂糖や添加物を除いた料理記事を中心に しています。 お米はたくさん食べています。 世間で喧伝されているような糖質など一切問題ありません。 (ベンゾ服薬歴) 2000年 レキソタンからベンゾ開始。 以降ベンゾ系の睡眠薬を服用。 2007年レキソタン(ブロマゼパム)、セルシン(ジアゼパム)の2種類を カクテル処方され、2015年まで8年長期服用。 2015年から大幅な減断薬開始。 猛烈な胃痛と痩せ(衰弱)に襲われ 筋萎縮の後遺症に陥り現在も療養中です。 現在断薬4年を経過 2023年8月3日時点